RMX250 排気バルブ・トラブル復旧作業 (2)
2017年 06月 20日
RMX250・SJ13A エンジンメンテナンス
排気バルブ・トラブル復旧作業 (2)
スペアエンジンから、排気バルブパーツを調達!
前回はここまでのお話でしたね…
スペアシリンダーよりバルブパーツを取り出す作業から始める…
手間が掛かるかなと思いながら開始!!
そうしましたら、何の労せずにすんなりと取外せたのだ…
これが終われば、難なく終わるかも?!
この時までは楽観的に考えてた、
まさかの展開が待ち受けているとは露しらず…(苦笑)
何らかのトラブルにより外れなかったバルブ、
やはり何かあったのだろうと推測する?!
とりあえず、外したスペアパーツを洗浄し組み付けた。
リンク部も動きを確認しながら組み付ける!
ここまでは何の問題も無かった…
反対側のリターンスプリング側も確認する為に分解した、
そうしましたら、何らかの力が掛かったのかスプリングがヨジレて変形している…これは(苦笑)
これもスペアEGより流用し問題は無い。
ピストンも取外し、ヘッドのカーボン清掃作業…
RM125よりも乾いた感じのカーボンだから燃調は合ってたみたいだな!
キミには、もう少し頑張っていただこうかな!(笑)
シリンダーのメッキ部に、ピストンの傷があった部分が押しただろう跡があった…
メッキなので使い古しの弱いペーパーを使って弱く撫でる程度にして修正した。
ピストンリングを入れてピストンを組み、
一番、気をつけなければならないシリンダーを組み付け作業となる…
老眼鏡を掛けたり外したり、右から左からとリングの合いマークを確認しながら、
RM125の1本リングと違い、2本リングは実に気を使う!(苦笑)
慎重に、無事にシリンダーを落とし込む。
ところが、「あれ?!」
リンクポートにあるはずのモノが?
ガバナのリンクプッシュロッドが出て無い…????
「マジか???」
シリンダーを再度30mm程浮かせて老眼鏡を通してガン見…
ロッドが出てるはずのポートを確認すると、かろうじてロッドの先が見えた…?!
「何でだ?」明らかに、おかしい??
ラジオペンチでロッドの先を掴んで上に上げたら、スコッとロッドが抜けて出てきた?!
「あははは…」思わず笑ってしまった?!
「だめだこりゃ…」(苦笑)
状況を考える…
走行中、エンジン回転が中~高速回転に入り、
ガバナ側でロッドを押し上げたが、
トラブルで排気バルブが開かず、ロッドに力が掛かり下のガバナ室側でリンクが外れたようだ…(苦笑)
上のリンク室で外れてくれたら良かったのだが?!(苦笑)
左側のクランクケース・クラッチカバーを外して分解しないとダメ?!
ケースカバーGK、ウォーターポンプ・カバーGKを注文しないとだわ…
残念だが、本日の作業はこれにて終了となる…(汗)
お疲れした~~!?
ラムさん、またしても問題提起してくれるから…
なにかと手が掛かる可愛いヤツだず!(苦笑)
2017年 55歳のヘッポコオフローダーの挑戦!