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バイクも人と同じで三者三様…

2017 我・オフロー道  
前回の「やっぱ、オフロー道はイイ…」のつづきです?!

バイクも人と同じで、性格は三者三様ですな?!
乗る側がバイクに対してどう感じるか?
何をしたいのかで、捉え方は大きく違うことになる…

前回の須川コース、
SS氏のRMX250S SJ14、Y氏のバリ新車WR250R、当方のコンペRM125、
この3台が集合したことは、前回ブログの通りです。
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前回、書かなかったのですが…
成り行きで、この3台のバイクの乗り比べをしていたのです!
オフロードという大きな括りではでは、同じ方向を向いているのだが…
乗り換えることにより、三者三様、各車の性格がハッキリ見えてくる?!
吾輩にとっては、実に楽しく幸せな休日となったのだ!(笑)

当初は、RM125と仲良く走りに勤しんでいた自分…
「ここでギヤを上げると、その先のギャップでパワーがかかりあぶない、早めにギヤチェン…」
「ここでアクセル開度が甘いと、減速しすぎて二つ目のジャンプで怖い…」
なんてね、悩み考えながら自分なりに走って楽しんでいる自分!

そのころ、SS氏とY氏、WR250Rを二人で交代しながら乗っている…?!
エンジン、足回りのセットアップか何かかな?
休憩のためにRMのエンジンを止めた…

休憩してそうそう…
Y氏「Mさん、WRに乗ってみて!!」
自「乗りたいけど、いいの?」
「新車だよね…コケたらゴメン!!」
Y氏「どうぞどうぞ!?」

市販車ベースで、
最高のハイテクマシン!?
国産オフロードモデル中、一番高価なWR250R。
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そのWR、コンペ仕様タイヤでは無く市販タイプ!
過剰なグリップは望めない…
Y氏が買ったばかりの新車、転ばないが鉄則となる?!
ストレートはソコソコのペースとなるが、かなり慎重に走る!!(苦笑)
ギャップ、ジャンプ着地で、フニャ…とする収束性に違和感?

先程まで乗り回していたコンペマシンRMと比べたら、
間違いなく何もかもが動きが重い!
それからの乗り換えだけに、そう感じるのは致し方ない…
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自「すみません、SS氏のRMX貸して下さいね!?」
SS氏「イイよ!!」
重さが同じ位、SS氏のRMX250を借りて乗ってみた?!
感覚を掴み直して、再度乗ることに…

やっぱりそうだ!?
SS氏の体重は、吾輩より17kgも軽い…
重い我輩が乗れば、ソフト感が若干感じられるRMX…
それでも、ギャップとジャンプ着地時の収まりに怖さを感じることは無かった?!
「RMX250はこれだよなぁ~!」
この適度な重さのダルな惰性感…
250ccエンジンのトルクフルな加速感覚が良い!!

自分のSJ13ラムの後継機、
間違いなく激しさは薄らいでマイルド化…
だが、下から上までキレイに回り40馬力のパワーを発揮!
低・中速域を多用するエンデューロで扱いやすく性格…

その分、気の抜けどころが大いあり扱いやすい、
SJ13に比べ、調教の効いたサラブレッド的なのがSJ14ですか?!

当方のラムSJ13は、
気性の激しい野生馬かもな!?
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当然だが、自分に合わせてセットアップは必要となる…
基本的に、バイクの荒々しい性格にライダーが合わせなければ、何もプラスに転じない!(笑)
ガスをねじ込み、イッキにパワーを発揮させる過激な性格に慣れるしか手は無いのだ…
そんなSJ13は、SJ14に比べ、必然的に気を抜けない時間が多くなる!?

同じRMXですがね…
年式でこうも変わっているから不思議だ?
ところが、それ以上の荒馬がいた…
H氏が飼っているKTM250がそうだった!!
オレンジボディの色気と過激さ?!
あの超が付くMAXさは、くせになる速さを見せた…(笑)

さてと、最新であり生産中止最終モデルWR250R…
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Y氏にお願いし、
F・Rの脚のセットを減衰、伸び側を一段ずつ強くしてもらった…
そして、もう一度仕切り直して乗ってみた!

オフロード3年目の自分が言うのもなんですが…
足回りのセットを変えてもらったお陰でギャップでの収まりが大分良くなった?!
平坦ベースのこの須川コース、
そこを、普通に何の不安を感じることなく走れてしまうWRである!?
インジェクションの燃調もマフラーの抜けに合わせてあるという…
燃調プログラムを、ダイヤルひとつで調整するのだから驚く!!
それが、WRがハイテクマシンと呼ばれる由縁です。

今現在の自分はというと、
2ストのアナログ的按配感覚で乗っている、世界が全く違っている…
WRの話を聞くだけで、
Y氏とWRがマジシャンに思えてくる!?(笑)
WRを例えれば、紳士的なスポーツ馬術競技で使われる調教された馬ですかね!!
決してコンペモデルにはない落ち着きと、機能的には最高のバランスがある…

そして、慣れないハンドル高さで調子こいてジャンプしたはいいが…
バランスを取りきらず着地でフロントが取られ、右手首が「グギッ!!!」(苦笑)
走るのは終了した…。

戦うための道具として生まれた…
純粋なコンペマシンのRM125!
     
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ポテンシャルをフルに引き出す技術がある人には最高のマシンですよね!
とにかく気が抜けないバイクであり、生粋の競走馬が適当です…
でもね、レースで闘うのなら、それなりにライディングを高める必要が必須となる…
当方のスタンスでの、関わり方とライディングレベルなら逆に扱いやすい?!
そう思うことが何かというと、先ずは軽さ!
重量の軽さとだけではなく、相対的なマシンの動きに見せる軽さ…
乗る側には、それ程の技術を求めては来ない。
乗りにくさを感じられるのは、レースを勝つための過激なエンジンに他ならない!
小排気量125ccから絞り出す2ストパワー特性…
開けるか閉めるか、中途半端さは皆無に近い…
流そうとしても、そうは問屋が許さない的な意識を持っている…(笑)
レーススピードではない、適度なスピードを見つけて走ることが難しいこと。
それ以上、このRMを上から目線では語れないスキルの無い自分である?!(苦笑)


オフロードバイクとして括りは一緒でも、
乗る側の性格と、使う目的によって選ぶことが大事ですね!?
スパルタンさを望むんであれば、当然2スト?か、コンペモデル。
オールランダーを求めるのであれば、4ストの最新モデルとなのでしょう!
が、悲しいことにWRは排ガス規制の為、カタログ落ちしてしまった…(苦笑)
世は厳しく、バイク乗りには実に寂しい時代と変わってきている。

そして、高齢ライダーにとって、
過激なギャップ、ジャンプは必要が無いよね…
多少のギャップはいいけど、フラットコースでも良いくらい!!(大笑)
2ストの、「パァァァァーーーーン」と、
でも、RMのギャップにパワーを乗せ加速させる過激なスタイル!
それは、55歳の身体に病みつきになっていて、当分離れられない。
「オフロー道」今の自分にとって、何よりも変えがたい快感である!(笑)

55歳ヘッポコ・オフローダー、楽しむ土への挑戦!

by srv250kaze | 2017-09-30 13:52 | 我オフロー道&ツーリング話

バイクとライディングのことを、勝手気ままにつぶやきます!バイクの記録簿としても活用中。


by sora9414kaze
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